外国語活動の教材作り
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私は現役教師時代、様々な教材作りに関わってきました。
国語や社会のワークテスト、社会科資料集、音声言語教材・・・。そして自分でも多くの出版物を教材として世に出すことができました。
中でも『クロスワードで社会科授業が楽しくなる!』(明治図書)は15版を重ねるベストセラーとなっています。
私が書いたと知らずに皆さんも使っているかもしれませんね。
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そんな経歴をもった私ですが、退職後は「教材開発士」として起業し、新たな生活を始めています。
毎日、教材を構想し試作しています。
今、真剣に作っているのが「外国語活動」の教材です。
概ね完成していますが、まだ修正や追加が必要です。
私も一昨年度、4年生を担任して毎週水曜日に「外国語活動」の時間がありました。
正直、外国語活動の授業には苦手意識が強く、火曜日の放課後は本当に気持ちが落ち着きません。
英語の習い事をしている子供も多く、私のジャパニーズイングリッシュの何倍も発音が上手、会話ができるのです。
もちろん、こちらも教師としてのプロ意識はありますので始まってしまえば多分堂々とやってはいたと思います。
しかし、私のような者が外国語の授業をするということに引目を感じていたわけです。
そこで思いついたのが「外国語活動の教材化」でした。
子供達だけで会話しながら進められる教材を作れば、自分はそれを見てニコニコしていれば済む!
こういうあまり純粋とは言えないことがきっかけになり、毎週のように教材を作っていました。
前述の通り、教材作りは一応プロですので、いろいろ構想して作ることができます。
毎週頑張りましたよ!
その教材群の一部をYouTubeにアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=FO4g2l-41JQ&t=22s
この外国語活動のサイトが一番人気です。
私のYouTubeは教材をダウンロードして使えるというところが強みと考えています。ぜひご覧ください。
ただ、今は三密を避ける授業が目指されているので、三密回避型の教材も退職後作りました。
https://www.youtube.com/watch?v=8lsOmGUnEl4&t=29s
こちらも多くの方がダウンロードしています。
無料で教材が使えるっていいでしょ!
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そして今は3・4年生の外国語活動全てのUnitに対応した新教材を作っています。
完成したらブログでもご紹介します。
教材作りのポイントは、
自分が一番使いたい教材
を作ることです。
自分が使いたい教材なら、おそらく、みんなも使いたいはずだからです。
子供が楽しく活動する姿を思い浮かべながら作ります。
これはカッコつけて言っているのではなく、子供が使ったときのことをイメージして教材を作る必要があるということです。
イメージしていくと、ここで子供は混乱する、ここで子供はつまずく、と問題点が見えてきます。
それを修正していくと、最後には子供達の笑顔が目に浮かぶのです。
こうなればほぼ完成です。
ただし、思い違いもあるので、仲間の先生に実際使っていただき、反応を教えていただけるのが1番の情報となります。
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せっかくの教材ですので、多くの方に届けたいです!
毎日、結構な時間を使って作っています。
YouTubeの登録者も増えてきましたが、ダウンロードしている数を見るとまだまだ少数の方が使用しているに過ぎません。
使った先生方からは子供の喜びをご報告いただいています。
多くの先生方に存在を知って欲しいなあとつくづく思います。
先日”What day is it?” のエンドレス双六を利用させていただきましたが、大変盛り上がりました。エンドレスというのが素晴らしいですね。
ありがとうございました!
できたらUnit 4以降も先生のアイデアをお借りしたいのですが、これらはアップされてないですね。教材を購入しないといけないということでしょうか?
コメントありがとうございます!エンドレス双六の効果を教えていただき感謝いたします!
Unit4以降の教材はご購入いただくことにしました。
それぞれのUnitの双六が2つ以上入れてあります。
ただし、以下のYouTUbeから一部見本としてダウンロードできます。
https://www.youtube.com/watch?v=cli-GOyhL3s
一生使える教材だと自負しております。
ぜひ手にしていただければと思います。