物語教材の指導法9 物語読解ワークシートの開発
ここまで連載してきた「物語教材の指導法」であるが、ずっと目を通してくださった勉強熱心な読者の方はおそらく気づいたことだろう。 汎用性 どんな物語教材にも通用する指導法である。 そうでなかったら物語教材を学習しても積み上げ […]
もっと読む小学校のせんせいを34年間やってみました。これまでインプットしてきたことをアウトプットしていきます。
ここまで連載してきた「物語教材の指導法」であるが、ずっと目を通してくださった勉強熱心な読者の方はおそらく気づいたことだろう。 汎用性 どんな物語教材にも通用する指導法である。 そうでなかったら物語教材を学習しても積み上げ […]
もっと読む物語教材には主役の変化を通して主題を語る特性があると何度もこの連載で示した。それが「主役」を中心に教材を読み取っていく理由である。 主題(主想)は教材文に明示されていない。 「この物語は真実は動かせないということを伝える […]
もっと読むここまでの授業での作業は単に「物語の主題を解釈させる」ためである。 主題の解釈のさせ方にはいくつかの指導法がある。 今回は低学年の場合の指導法について述べる。 低学年の子供に「主題の解釈」はやや高級である。 前回までの「 […]
もっと読む主題は主材と主想からなる。 これまでの指導は主材読み取りの段階であった。 ここから徐々に主想の指導を展開していく。 出来事調べの結果、例えば、次のような要約文が並んだとしよう。 出来事1 人間はこわいものだとお母さんか […]
もっと読む出来事調べの授業は次のように進行する。 「1の出来事を読んだら、座ってノートに一文でまとめて持ってきます」 これをいきなり書かせると、教科書を読まずに書く子が出ることがある。 物語の授業で大切なことは教科書の言葉を根拠に […]
もっと読む主題とは「主材」と「主想」からなるという考え方は分析批評による。 この考え方は実にわかりやすい。 即ち、物語の目に見える部分、言葉としてそのまま読み取れる部分、これを「主材」という。 それに対して、文章にははっきりと書か […]
もっと読む物語教材には主役の変化を通して主題を語る特性がある。 それが「主役」を中心に教材を読み取っていく理由である。 子供たちに「主役」(主人公・中心人物などとも呼ぶ)をどう教えるのか。 登場人物の中の誰が主役ですか こう発問す […]
もっと読む物語教材の指導法の第2回目である。 1・2時間目は「スラスラ読めるよになるまで音読」という活動であった。 3時間目は「登場人物と主役」の検討である。 物語とは主役の変化を通して主題を語る特性があった。 したがって、主役を […]
もっと読むこれまでに多くの実践家の影響を受けながら自分の指導法が確定してきた感じがする。 向山洋一先生 市毛勝雄先生 野口芳宏先生 河田孝文先生 物語教材の特性について書いたが、これは市毛先生のご著書から学んだことが多い。 こうや […]
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