物語教材の指導法8 主題の解釈②中・高学年編

物語教材には主役の変化を通して主題を語る特性があると何度もこの連載で示した。それが「主役」を中心に教材を読み取っていく理由である。 主題(主想)は教材文に明示されていない。 「この物語は真実は動かせないということを伝える […]

もっと読む

物語教材の指導法7 主題の解釈①低学年編

ここまでの授業での作業は単に「物語の主題を解釈させる」ためである。 主題の解釈のさせ方にはいくつかの指導法がある。 今回は低学年の場合の指導法について述べる。 低学年の子供に「主題の解釈」はやや高級である。 前回までの「 […]

もっと読む

物語教材の指導法6 主役の変化

主題は主材と主想からなる。 これまでの指導は主材読み取りの段階であった。 ここから徐々に主想の指導を展開していく。 出来事調べの結果、例えば、次のような要約文が並んだとしよう。 出来事1  人間はこわいものだとお母さんか […]

もっと読む

物語教材の指導法5 出来事調べ②

出来事調べの授業は次のように進行する。 「1の出来事を読んだら、座ってノートに一文でまとめて持ってきます」 これをいきなり書かせると、教科書を読まずに書く子が出ることがある。 物語の授業で大切なことは教科書の言葉を根拠に […]

もっと読む

物語教材の指導法4 出来事調べ①

主題とは「主材」と「主想」からなるという考え方は分析批評による。 この考え方は実にわかりやすい。 即ち、物語の目に見える部分、言葉としてそのまま読み取れる部分、これを「主材」という。 それに対して、文章にははっきりと書か […]

もっと読む

物語教材の指導法3 登場人物と主役②

物語教材には主役の変化を通して主題を語る特性がある。 それが「主役」を中心に教材を読み取っていく理由である。 子供たちに「主役」(主人公・中心人物などとも呼ぶ)をどう教えるのか。 登場人物の中の誰が主役ですか こう発問す […]

もっと読む

物語教材の指導法2 登場人物と主役 ①

物語教材の指導法の第2回目である。 1・2時間目は「スラスラ読めるよになるまで音読」という活動であった。 3時間目は「登場人物と主役」の検討である。 物語とは主役の変化を通して主題を語る特性があった。 したがって、主役を […]

もっと読む

物語教材の指導法1 音読指導

これまでに多くの実践家の影響を受けながら自分の指導法が確定してきた感じがする。 向山洋一先生 市毛勝雄先生 野口芳宏先生 河田孝文先生 物語教材の特性について書いたが、これは市毛先生のご著書から学んだことが多い。 こうや […]

もっと読む

時短算数の提案

4月からYouTubeに発信を開始している。 最近では時短算数の授業を提案している。 学校再開後のヒントにもなるし、短い時間で授業を収めようとすると単元の本質のようなものが見えてくる。 時短のためには「教材」が必要。 百 […]

もっと読む